自分の血液を使った治療で
組織の修復や抗炎症作用が
期待できます。
膝の変形がある方やスポーツをする方の間で注目され、急速に広がりつつある自分の血液を使った治療の一つです。高濃度の成長因子を抽出し、患部に投与することで組織の修復や強い抗炎症作用が期待できます。
以下のような疾患で改善が期待できます。
- 変形性膝関節症
- 半月板損傷
- テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
- アキレス腱付着部炎、アキレス腱断裂後の再生促進
- 足底腱膜炎
方法
およそ50ccの血液を採血し、加工センターで成長因子を抽出。作製された製剤の当院への納品後、患部へ投与します。
採血から治療までおよそ3週間の期間がありますが、製剤は長期保存が可能であり、数回に投与回数を分けたり、複数部位への投与も可能です。
注意点
- 保険の適応は現時点ではないため自費診療となります。(税別15万円)
PFC-FDはヒト由来の細胞を使用していないため価格が抑えられていますが、治療効果はヒト由来の細胞を用いた高額のPRP療法と同等であることが示されています。 - 血液検査で感染症を認めた方は製剤の作製が行えないことがあります。(検査代の税別1万1,000円は患者様のご負担となります。)